すたぶろ

だから,アニメは楽しい.スタジオゴルゴンゾーラ制作部公式ブログです.

走るアニメーション

走るユニ走らせてみました.

どうも「動画」の田野です. ここ最近,ただのおもしろ集団になりかけていたので,このあたりでアニメーション制作集団であることをアピールしようと思っています.

冒頭は,走るアニメーションを書き出したものです. 走るアニメーションは基本らしいですから.

最近では,モデルのセットアップと平行して,どのようにすればよりアニメらしく見えるか試行錯誤をしています.このアニメーションも,その中で作ったものです.

最初のポージングもちろんBiped導入済みですが,標準で提供されている歩きモーションは使いません.

Bipedには歩行のモーションを簡単に作成できる機能がありますが,どうも3Dっぽい動きになってしまうので使わないことにします. 無駄にFootstepsというオブジェクトが,画像左側のレイヤビューにありますが消し方が分かりません.使わないので消えてほしいのですが,困ったものです.

手付け中Bipedにはコピー貼り付けの機能があり,大変便利です.

対称の部位を選択し,それをコピーできるのですが「反対側に貼り付け」という機能があります.このおかげで面倒な左右対称の動きは,とても簡単になります.

たとえば手の形など,片側だけ作ったらもう片方に貼り付けてしまえます.気に入らなければ,貼り付けたものを基本に修正を加えていけば済みます.

フレーム数に注目今回のアニメーションは8フレームで作ります.

もちろんこのままリアルタイムでプレビューすると,ものすごく早くて見にくいので,プレビュー速度は「1/4」に設定しておきます.

標準が30K/秒なので,プレビュー速度が「1/4」だと,だいたい7.5K/秒になりますね.1秒間に約8コマ送るので,これは24K/秒での3K打ちと同じくらいになります. 少し分かりづらい説明になってしまいました.

フレーム数が少ないほうが小気味よい動きになります.秒間8フレームが目安です.

BipedおしまいBipedのアニメーション付けが終わりました.

最初の4フレーム分を付けてしまえば,あとは反対側にコピーした4フレーム分を作れば良いので簡単です.このBipedのアニメーションを基に,表情と服や髪の毛のアニメーションを付けていきます.

フェイシャル編集中フェイシャルを作っていきます.

フェイシャルは横着せずに,全フレームに手付けしていきます. オートフレームなので,全てにキーを打たなくても3ds Maxが補完してくれます.なので,面倒なら補完に頼っても良いかもしれません.

余談ですが,このアニメーションでは眼閉じ/眼開けの速度が違います.眼閉じは3K中無しですが,眼開きは3K中1です. 眼開きだけ,半眼を付け足して速度を遅くしています.このあたりは,アニメーターによって異なってきそうですね.

服のアニメーション付けスカートのアニメーションを付けていきます.

身体の上下に合わせて膨らませるだけなので,とても簡単です.これも初めの4フレームと後ろの4フレームで同じなので,キーフレームのコピーが可能です. 楽ちんですね.

髪の毛同じように髪の毛もアニメーションを付けていきました.

髪の毛は,全フレームに手付けしておきます.コピーでも良いのですが,すこしだけずらしておくとそれらしさが出る気がします. ここまでで,走りのアニメーションが完成しました.

Front_small全身も書き出してみました(ヒザ下の影の設定が間違っていて惜しい)

なんとなくそれらしい感じになりました.

8月中はこのような試験が続きますので,毎日アニメーションをご紹介しようと思います.この試験で作ったアニメーションは,本編のコマ打ちなどの参考資料になる予定です.

明日も頑張ります.

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